歯周組織再生療法(大臼歯部)
インプラント歯周病治療2020.01.15
50代男性
右下奥歯が痛い
術前
赤バツの歯は虫歯と歯周病のため根尖付近におよぶ歯槽骨吸収を認め、やむなく抜歯となりました。
黄色丸部には骨欠損を認め、8-10㎜程度の深い歯周ポケットも見られました。
抜歯後約4ヶ月の待期期間を置き、欠損部にインプラントを埋入する手術と同時に
骨欠損に対して歯周組織再生療法を行っています。
黄色丸部の骨欠損内の起炎因子(歯石や炎症性肉芽組織)を徹底的に除去し、
歯周組織再生材料であるエムドゲイン®とbio-oss (骨補填材)を填入し縫合しました。
術後(再生療法後8カ月)
術前に見られた骨欠損は改善傾向を示しています。
インプラント部の被せ物はジルコニアクラウンを使用しています。
歯周病で歯槽骨吸収を起こしてしまった歯でも場合によっては歯周組織再生療法を
施すことで延命を図ることが出来るかもしれません。
歯周病でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
治療費用
インプラント治療 40万5000円~
歯周組織再生療法(エムドゲイン)55,000円/1歯
広島市中区の歯科
ごこちデンタルクリニック