大臼歯部インプラント
インプラント2018.10.02
50代女性
右下奥歯の虫歯
矢印部の歯は根分岐部(根の股の部分)に大きな虫歯が出来てしまい、抜歯となりました。
抜歯後、咬み合わせの回復のため、ブリッジもしくはインプラント(場合によっては部分入れ歯)を選択しなければなりません。両隣在歯への負担を考慮し、インプラントを計画しましたが、CT上では十分な骨量が不足していたため、インプラント埋入と同時に骨造成術を行う事としました。
埋入直後のCTにおいて頬側骨幅がある程度確保されていることが確認されます。
また頬側の角化歯肉(硬い歯茎)幅が十分量に足りなかったため、口蓋の硬い歯肉を移植する手術も追加で行っています。
最終補綴はジルコニアクラウンのスクリューリテインタイプを使用しています。
ジルコニアは金属に分類されていて、非常に硬度・強度が高くまた色調再現性にも優れています。
インプラントの長期予後を担保するためには、周囲の硬組織(骨)や軟組織(歯肉)、補綴物の適合度が非常に重要となります。
インプラントやブリッジでお困りの方はお気軽にご相談ください。
広島市中区の歯科
ごこちデンタルクリニック
【インプラントのリスクについて】
出血・腫脹・疼痛・内出血・神経麻痺・補綴物(セラミック)の脱落・破折・インプラント体の破折・咬合違和感・インプラント周囲炎等 術中、術後のリスクや副作用が御座います。