感染根管治療(下顎小臼歯)
インプラントマイクロスコープ根管治療精密根管治療2017.12.01
50代女性
右下5感染根管および右下6歯根破折
小臼歯部の根尖(丸印の部分)には透過像(黒い影)を認め、根管内に細菌感染を起こしていることが確認されました。ラバーダム防湿下においてマイクロスコープによる拡大視野のもと感染根管治療を行い、ファイバーポストコアによる支台築造、ジルコニアクラウンによる補綴修復処置を行っております。
大臼歯部(バツ印)には歯根破折、縁下カリエスのため残念ながら抜歯となりました。同部位はインプラントによる補綴修復を行い、咬合関係の回復、審美性の改善を行っております。
術後二年の経過では小臼歯の根尖部の透過像は改善され、問題なく機能しています。
感染根管の再発防止と咬合負荷による歯根破折防止のために、根管治療、支台築造(土台)、補綴修復、インプラントと全てのステップで可能な限り精密な診断と手技が必要となります。
根管治療やインプラントでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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