破折歯(歯が折れた場合)への対応

ダイレクトボンディング2017.10.17

10代男性

主訴:転倒し歯が折れた

術前 前歯3本の先端が折れてしまっていますが、幸いにも歯自体は抜けることはありませんでした。真ん中の2本は残念ながら破折線が神経に達してしまい、神経の治療(抜髄)を行っています。年齢のことも考慮し、歯をなるべく削らないで、温存するような形で審美性と機能性を回復するために、ダイレクトボンディング法(歯に直接樹脂を盛り足す方法)で修復することにしました。

術後2年の状態です。審美性(見た目)と機能性(食事する、話す)を維持して2年経過しました。メンテナンス次第では長期的に安定することも望めます。