歯冠破折した前歯に対して臨床歯冠長延長術(クラウンレングスニング)を行った症例
審美(セラミック)治療2020.06.18
40代女性
主訴:前歯がグラグラしている
青矢印の歯は歯冠破折(歯が折れている)のため動揺していました。
右のスライドは折れた歯を除去した状態です。
幸い、根の先の方までは折れていなかったため、臨床歯冠長延長術(クラウンレングスニンング)を行い、健全歯質を確保した後、補綴修復処置(被せ物を入れる)を行うこととしました。
麻酔下で骨レベル、歯肉レベルの調整を行いました。
歯肉の治癒を待ち、支台築造(ファイバーポストコア)後、歯肉圧排を行い最終精密印象採得を行っています。より歯と補綴物(被せ物)の適合をよくするために欠かせない処置です。
ジルコニアオールセラミッククラウンにて補綴修復を行っています。
たとえ歯が折れてしまっても、抜かずに延命処置を図ることができることもあります。
お気軽にお問い合わせください。
広島市中区の歯科医院
ごこちデンタルクリニック
この症例は自由診療によるものですが、当院では保険診療も行っております。どうぞお気軽にお声掛けください。なお全ての症例が同じような結果になるとは限りません。治療前の病状によって術後の結果も変わりますので、何か気になる点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。
治療費用
ジルコニアオールセラミッククラウン 130,000円+税
治療期間
約3カ月