歯周病ってなに???
スタッフブログ2017.01.30
歯周病は、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)によって引き起こされる、歯茎の病気です。
歯と歯茎の境目についた歯垢から、歯の根に沿って歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していきます。
統計によると35歳で80%以上の人が歯周病になっています。
しかし35歳になってから突然歯周病になるわけではありません。
実は10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をじわじわとゆっくり侵し、
歯茎から血が出るという自覚症状がでる30代頃にはもはや、歯肉炎、歯周炎になっているということも少なくありません。
歯周病の進行段階は大きく分けて『歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎』と4段階に分けられます。
ほとんどの人は【歯肉から血が出る】といった自覚症状を感じてから初めて歯科医院を受診しますが、
このような症状があるときには、かなり悪化した状態なのです。
ついつい放置して、歯周病が悪化してしまうと、場合によっては歯を抜かなくてはならないこともあります。
50代で、〖自分の歯がほとんど無い〗ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心がけましょう!